ナパーニ | napani オーガニックドッグフード販売

ドッグフードの種類

まず、ドッグフードは大きく「ウェットフード」と「ドライフード」に分類されます。ウェットフードは水分の含有量が80％程度で、柔らかく食べやすいフードです。主食として与えるだけでなく、トッピング・おやつなどに使用できる商品もあります。

一方、ドライフードは水分含有量が10％程度以下のフードで、一般的にカリカリと呼ばれるものです。水分量が少ない分、タンパク質・脂質・炭水化物・ビタミン・ミネラルなどの栄養素がバランスよく含まれています。ただし、製造過程での高温や加熱処理でタンパク質などが変性したり、保存性を高めるために添加物を多く使用したり、歯に負担をかけたりすることも考えられます。

ウェットフードの特徴

・柔らかくて食べやすい

先述したように、ウェットフードは水分を多く含んだタイプのドッグフードです。柔らかく食べやすいため、噛む力や飲み込む力が衰えてきた高齢犬、食欲が落ちている犬、まだ永久歯が生え揃っていない仔犬の食事などにも適しています。

・食事から水分補給できる

水分が多いことから、普段からあまり水を飲まない、老化による代謝の低下で喉の渇きに気付いていないといった場合も、食事を通して自然な形で水分補給ができます。水分不足は腎臓や肝臓などの内臓に負担をかけたり、口内環境を悪化させたりするリスクがあるため、食事からも水分を摂取できる点はウェットフードのメリットの一つといえるでしょう。

さらに、脱水症状を防ぐことにもつながります。夏場など、脱水症状を起こしやすい時期の食事の選択肢の一つとなる点も重要なポイントです。

・食欲を刺激する

ウェットフードは風味豊かで、食いつきがよい点もメリットです。日々の食事を楽しみにしている犬にとっておすすめといえます。

・保存性の高さ

ウェットフードは、一般的に缶詰やパウチに詰められているものが多いです。これは、水分量が多く腐りやすいウェットフードを、その製造過程において缶詰やパウチで密封したあとに加熱処理・滅菌し、その後の菌の侵入を防ぐ目的が含まれています。製造後は外部の空気に触れない限り、細菌の侵入・増殖のリスクも回避できます。結果として、保存料を添加せずとも長期間にわたって保存が可能です。

長期保存できるため、愛犬の非常食としても活躍します。災害時は水不足となりますが、水分の多いウェットフードなら水分補給の手段の一つとすることもできます。万が一に備えて、防災バッグなどに入れておくことをおすすめします。

ドッグフード選びのコツ

愛犬に最適なドッグフードを選ぶ際、年齢・体調・好みなどでも適したフードが異なります。例えば、仔犬や高齢犬は咀嚼力が弱いため、ウェットフードがおすすめです。また、食欲が落ちている犬や水分摂取が少ない犬にもウェットフードが適しています。最終的には様々な食材や調理方法により、タンパク質・脂質・ビタミン・ミネラルなどの栄養素をしっかりと摂取できることが重要です。

必要な栄養素をバランスよく摂取させたい、無添加のフードを与えたいなど、選び方のコツを踏まえながら愛犬の健康寿命を延ばすカギを見つけましょう。