私たち人間と同じように、犬も加齢とともに代謝や筋肉量、消化機能の低下など、様々な体の変化が起こります。これらの変化を補い、健康を維持するうえで食事は非常に重要です。高齢犬の健康を考えた食事選びは安心感を得ることにつながります。高齢犬におすすめのドッグフードを選ぶ際のポイントについて解説します。
高齢犬特有の栄養ニーズとは?
高齢犬の栄養ニーズは若い成犬とは異なります。まず高齢期は運動量が減少するため、過剰なエネルギー供給は肥満を引き起こす原因です。そのため、高齢犬に必要なエネルギー量に合わせたドッグフードの選択が求められます。また、脂肪代謝の低下や心臓への負担を考慮し、低脂肪・高タンパクの食事が推奨されます。その他、消化器官の働きが弱まることから消化しやすい原材料を使用したフードを選ぶ、関節サポートに必要なグルコサミン・コンドロイチンを含んだフードを選ぶなどもポイントに挙げられます。
適切なタンパク質と脂肪量
高齢犬の食事では、適切なタンパク質と脂肪がとても重要です。タンパク質は筋肉を保ち、脂肪は、体内で脂肪酸になりオメガ3などの不飽和脂肪酸は、細胞を正常に機能することなど重要な働きがあるため、お肉の脂肪ではなくトッピングとしてオメガ3オイルの摂取が重要です。高齢犬は筋肉量の低下や運動量の減少により、エネルギー消費の低下が見られます。そのため、必要なタンパク質を確保しつつ、過剰な脂肪摂取を避ける良質なオイルの摂取をすることが求められます。
一般的に、1日に必要なタンパク質は体重1kgあたり2〜3g、脂肪量は体重1kgあたり1〜2gです。ドッグフードを選ぶ際はこれらの内容量を確認し、高齢犬に適した食事バランスが取れる製品を選ぶようにしましょう。
粒の大きさ・硬さ・香り
高齢犬に適したドッグフードを選ぶ場合、高齢になるにつれて歯や顎の力が衰えていきます。そのため、小さくて柔らかいウェットタイプのドッグフードを選ぶと噛みやすく、飲み込みやすいです。また、誤嚥のリスクを軽減できるというメリットもあります。
高齢犬は嗅覚が衰えることから、香料が入っているものではなく自然で香りの良いドッグフードを選ぶと食欲を刺激できます。ただし、好みもありますので、反応を見ながら与えることがコツです。
愛犬のごはんにナパーニのカスタマイズフードを!
愛犬の健康を守るため、ごはんを手作りする方も多くいらっしゃいます。ナパーニでは、愛情たっぷりの手作りごはんを簡単に作れるカスタマイズフードを取り扱っています。40〜45℃のぬるま湯で柔らかくふやかしたミックスベースに、ピュアミートを混ぜ合わせるだけで基本の犬ごはんが完成します。おすすめの配合割合はミックスベース65%+ピュアミート35%です。そこにブレンドオイルとサプリをトッピングすれば、より栄養満点のごはんに仕上がります。
愛犬の体質や体調、好みなどに合わせて自由に組み合わせられるため、バリエーション豊かなごはんを用意できます。味にもしっかりとこだわったドッグフードを、愛犬の健康生活にぜひご活用ください。
高齢犬は食欲低下や食べムラが出やすく、ごはんを残すシーンも少なくありません。食べ残しの分をおやつなどで補いたいところですが、主食ではないため、栄養バランスが偏ってしまうことがあります。高齢期だからこそ、栄養バランスを重視した食生活が重要です。総合栄養食をメインに、愛犬の体調や状態に合ったドッグフードを選びましょう。
愛犬のごはんにこだわりたいとお考えの際は、ナパーニのドッグフードをご利用ください。BIO先進国ドイツで誕生したペットフードは、バイエルン産を中心とした良質な肉・果物・野菜・ハーブなどを原材料に、素材の良さを損なわない調理方法で製造されています。環境にも配慮したカーボンニュートラルなフードのため、地球に優しいことも魅力です。商品に関するご質問などがありましたら、お気軽にお問い合わせください。